マタニティライフ番外編〜マタニティマークについて〜

役所で妊娠届を出してマタニティマークをもらえた時、嬉しかったなぁ🥹

けれども日常的にマタニティマークをつけるのに抵抗があったワタシ。

理由は、

・不妊の方を不快にさせる可能性がある

・シングルの方を不快にさせる可能性がある

・ワタシ以上に座るべき人、例えば究極に疲れている人や体調が悪い人などに対しても席を退くよう圧を掛けてしまっている可能性がある

・「妊婦様」と思われるのが嫌

・安定期前に同僚や知り合いにバレたくない

でも、毎日片道1時間立ちっぱなしはしんどい。そこでワタシの作戦は、

・なるべく空いている時間帯、空いてる車両を見つける

・優先席付近を狙う

・座れた時にはマタニティマークを見えるようにして「すみませんが退きません」アピールをする

・体調が限界の時はマークを見えるようにつける

でした。

初期はつわりで体調がしんどいし、後期はお腹が大きくて腰がしんどいけど、私は初期の方が座りたかった。お腹が大きいとマタニティマークつけなくても妊婦と察してもらえるけど、お腹が小さいと気づいてもらえないし、だからこそマークが有効。だけど、妊婦のつわりのしんどさが分からない人は多いと思う。

恥ずかしながら自分も、妊娠を望むもパートナーがいなくて諦めかけていた時、マタニティマークをつけている人に対して、羨ましいし嫉妬に近い感情があったのが事実です...。幸せな上に優遇されててずるい、優先されるべきだと頭では分かっても気持ちが追いつかない、と。本当に恥ずかしながらですけど、ひねくれていたんです。今なら、こんだけ体調悪いんだから絶対優先すべきと理解できる。とにかくそんな実体験があったから、マークを付ける事にも抵抗があったんです。

初めて席を譲ってもらった時の事はよく覚えてる。期待しないよう普段マークは隠してたけど、その日は隠し忘れててて、目の前のマダムがさっと譲ってくれたんです。

最初は「あっ。ありがとうございます」て感じで受け入れたけど、突然人の優しさに触れて、張り詰めていたものが緩んだのか、涙が溢れてしまい...。一度緩むと止められなくて、鼻水も出てくるし、旦那も「えっ」てなってたと思う🥹

座ってる人は寝てたりスマホに夢中だったりで周りを見てなかったりする。普通席でそれはいいと思う。（気付いて譲ってくれる尊い人もいるけど）（優先席でそれはどうなん？と思う事も多かったけど）

お腹が大きくなってからは、存在しているだけで「席譲ってくれ」の圧が出てると感じていたから、あえて優先席の席譲らなそうな人の前に立ってた😅（やや偏見もあるけど...あとは毎朝同じ車両だと誰が譲らないか分かってくる）座れるに越した事はないけど、後期は座らなくても耐えられたから、道徳心ある人に必要以上に圧力掛けたくなかった。

優先される立場のワタシがこんだけ配慮するって、変なの（笑）　考え過ぎなんだろうけどさ。

色々書いたけど、お腹が大きくなってからは席を譲っていただく事もそれなりにあって、人の優しさに沢山触れました。お化粧している若い女の子が、お化粧切り上げて譲ってくれた時はギャップがあるなと思いつつも感謝でした。偏見ごめんなさい🙇‍♀️

優先席が空いてるのに立っている人が多い車両見ると「この車両は民度高い...」とほっこりもしました😌

とりあえず今後、妊婦さんを見かけたら全力で譲ろうと思います。

そんな人が少しでも増えますように🙏

マタニティライフ前半〜妊娠判明、病院選び、つわりの日々〜

トツキトオカ、判明してからは8ヶ月間のマタニティライフ。長いような短いような、ひとりだけどひとりじゃない、なんだか不思議な期間。

検査薬で陽性になってからはとりあえず病院で診断してもらう必要があるという事で。この時の病院選びは重要なはず、と思って検索魔と化し、和痛分娩やってて口コミが良くて、入院中のご飯が美味しそうで、高額過ぎず、家から遠過ぎない場所を探しました🏥

妊娠してます、おめでとうございますと言われた時は嬉しさと本当に母になるのか？という不思議な気持ちでふわふわした☺️

母子手帳をくれるタイミングが遅くて、まだくれないんか？？？ってヤキモキしたなぁ。役所に妊娠届出せないし、職場にも報告しにくい。もらえた時は「やっときたか！」て嬉しかった☺️生理周期が長めだった事や胎児の大きさなどから判断して予定日が倒れた時は、「つわりピーク延びた...まだこれからだったん...？」てゾッとしたなぁ😂

いい病院だったけど、その後引越したから転院。転院先は無痛に対応してなくて色々あったけども、それは別の記事で...☺️

7週目くらいにはつわりが始まって、出勤しながら体調不良に耐える日々。常にひどい二日酔いのような状態で気持ち悪くて、通勤で立ちっぱだと貧血っぽくなり手足が痺れる事もあった。

空腹でも満腹でも気持ち悪いけど、食べている最中だけは若干紛れたから、常に何かを食べてたな。ある時はカリカリ梅、ある時はグミ、ある時はラムネ。けど一回ダメになるともう食べれなくなる😣

洗剤とシャンプーの匂いが1番きつかった。お風呂は拷問で、息止めて洗わないとだし洗う行為そのものもしんどい。上がってからは洗面所に倒れ込んで、ゼーハー言いながらドライヤーしてた。もちろん、部屋に戻ってからも倒れ込んでた。というか基本リビングに倒れ込んでた。

旦那に「ちょっと手伝って」とか「ダラダラしてるようにしか見えないけどしんどいの？？」とか言われると、このしんどさ伝わらない事もまた辛さ倍増させてるな...と思ったもんです。高山病のようだよ、とかひどい二日酔いが常に続いてるよ、とかインフルエンザの身体のダルさだよ、とか言葉にしたけど、どこまで伝わっていたか...。

症状は人それぞれだろうけど、妊婦さんがこんなにしんどい思いをしてたなんて、以前は全く分からなかったもんな...マタニティマークは幸せの象徴、羨ましいな、自分とは違う世界線にいる人だくらいに思っていた。もっと社会全体が理解して大事にしないとアカン...。

しかし、流産リスクが高い9週の壁や12週の壁しかり。妊娠出産って簡単な事ではなくて、沢山のステップやハードルを超える必要があって、精神的にも肉体的にもキツイもんです。

ビールに日本酒、コーヒーに紅茶、寿司に刺身にカルパッチョ、ローストビーフにユッケ、チーズ、生卵、色んな食事制限もあるけど我慢。ただただ赤ちゃんを無事に産む為に。

安定期に入る16週（5ヶ月）までは、気が気じゃなかったな。

本当、よく頑張ったなぁ😢

世の中の妊婦さんも、本当にお疲れさまです🥹

後半に続く

妊娠の予兆は山の上

妊活を始めて間もないある日、生理と登山の日がバッティングするなぁと気が滅入っていて、元々不順なので、せっかくなら週末の登山終わるまで生理がこなければいいなーなんて思っていて、そんな週末に予兆があったわけです。

結婚式を挙げない我々夫婦はせめてウェディングフォトを撮ろう、という事で、ちょうど一緒にとある3,000m峰に登る予定があったので、そこに予定を組み込む事にしました。

ドレスはSHEINで5,000円くらいで購入👗手袋や髪飾りなどは数百円でした。海外のサービスなのでサイズ感あってるか不安だったけど、ジャストサイズだったからそれが何より良かった😌品物は安かろう悪かろうという感じで、生地は明らかに安そうだし届いた時しわくちゃだったけど、素人がスマホで撮影するには十分。家計に余裕がない我らとしては、安くて雰囲気楽しめれば良いので全く問題なし😁

旦那のタキシードも同じくらいの価格で揃えました💰

ドレスや小物、テントや寝袋一式、宴会用の食材に酒、雪山装備、通常雪山では雪から飲み水作るけど頂上に雪がない事を懸念し水も担いでいたので、荷物はかなり重かった。13キロはあったかな？ひたすら登りでそれなりの急斜面。でも体力に自信があったワタシ。

にも関わらず、高山病かと思うほどバテてしまっていたんです。少し動くだけでゼーハー呼吸が乱れて、足が上がらない。身体がダルくて酸素が足りていない感覚。眠くてあくびが止まらず今すぐ寝たい。下山したい。自分体力ないな、未熟だなと反省しつつ自分にムチを打って、超ゆっくりペースでなんとか登ったわけですが、、、今思えばあの時お腹に赤ちゃんがいたから、酸素や血液が胎盤に向かっていたからいつもの倍バテやすかったんではないかなぁと。

そんなこんなで下山してからも生理がこなくて、もしや...と検査薬で確認したら陽性。妊活開始してから結構なスピード感だった為、旦那は最初何が起きたか分かっていない、というか信じられていない様子でした。後日病院で正式に「妊娠おめでとうございます」と言われた時は、嬉しかったなぁ。表情には出さなかったけど、喜びを噛み締めました。

しかし、無理してごめんね我が子🙇‍♀️

でもウェディングフォトはいい思い出になりました😊

スピード結婚＆妊娠

ここ1.2年で環境がガラッと変わり、日々があっという間に過ぎるのがなんだか惜しく、言語化する事で記録にも記憶にも留めたい！と思いブログを始めました⭐️

さて、結婚するまでは趣味の登山に没頭していたワタシ。同じく登山好きの現旦那と付き合い始めて、休日は2人ともそれぞれ山やら岩場やら川やらに出掛けてたから、平日会えるのが都合が良いという事で4ヶ月で同棲を開始。（休日同じ山に行くわけではなかった😂）

付き合って1年くらいして、自分はアラフォーだし今後の将来設計をしたく、旦那に将来の事どう考えてるか確認＆自分の希望を相談したところ、籍を入れて妊活する事になって、そこからありがたい事に妊娠したわけであります。

付き合い始めて1年3ヶ月での結婚＆妊娠。

これまで長らく婚活頑張ってたけれど全然上手くいかなくて、友だちには卵子凍結を勧められつつも踏ん切りつかず、空回りで、子ども欲しいけどもう無理かもしれないなと。

山にハマって、ひとりの人生もいいなと受け入れたところで旦那に出会ったわけで、今の状況は大げさですがちょっと奇跡な感じ🥲

色々あるわけですが、そんなこんなで、記録スタートです！

妊娠の記録はまた別の記事で⭐️